侍J井端監督が掲げる“世代交代”　WBC世界一も「そのメンバーのままでは今後勝てない」

11月16日から“初陣”へ26人発表「今後の野球界を背負って立って」

　侍ジャパンの井端弘和監督が24日、11月16日から19日まで東京ドームで行われる「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」の出場26選手を発表した。出場4か国の監督、コーチで行われた会見では、日本代表の“若返り”の必要性を説いた。

　今春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では世界一に輝いたが、その中から今回のメンバーにも選ばれたのはDeNAの牧秀悟内野手のみ。井端監督は「春にはWBCで日本が優勝しましたが、そのメンバーのままでは今後勝てない。ある程度若返る必要がある。若い選手がこの大会で躍動し、国際大会の経験を積んで、次のWBCで優勝を狙えるチームにしていきたい」と語った。

　今回の26人には、次世代の野球界を担う巨人・秋広優人内野手や日本ハム・万波中正外野手らフレッシュな面々が続々メンバー入り。“初陣”に向けて「若い選手を中心に、今後の野球界を背負って立って欲しいなという気持ちで選びました」と狙いを明かしていた。

　アジアチャンピオンシップには日本、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4チームが参加。参加資格は基本的に24歳以下（1999年1月1日以降生まれ）または入団3年目以内の若手で、オーバーエイジ枠が29歳以下（1994年1月1日以降生まれ）で3人まで認められている。

（Full-Count編集部）