阪神退団から1年→打率.339の大復活 パキスタンからドラフト指名…元助っ人に急展開

阪神時代のジェフリー・マルテ【写真:小林靖】
阪神時代のジェフリー・マルテ【写真:小林靖】

昨季まで阪神で4年間プレーしたマルテが中東の新リーグからドラフト指名

 元阪神のジェフリー・マルテ内野手が、中東と南アジアを拠点とするプロ野球の新リーグ「ベースボール・ユナイテッド」のドラフト会議で指名を受けた。日本時間23日から24日にかけて行われ、マルテはパキスタンに本拠地を置くモナークスから3巡目(全体20位)で指名。今季はメキシカンリーグで大活躍しており、必ずしも入団するかどうかは不明だが高い評価を受けた形だ。

 2015年にタイガースでメジャーデビューし、2016年にはエンゼルスで88 試合の出場ながら打率.252、15本塁打をマーク。しかし、レギュラー定着には至らず、2019年から阪神でプレーした。3年目の2021年に22本塁打を放つなど、4年間で295試合に出場して打率.266、39本塁打、OPS.799。ここ数年の助っ人では活躍が光ったが、昨季は故障の影響で33試合出場にとどまり自由契約になった。

 しかし、今季はメキシカンリーグのドゥランゴで見事に復活。球宴にも選出される活躍で、53試合に出場して打率.339、6本塁打、OPS.960の成績を残していた。また、「ベースボール・ユナイテッド」ののドラフト会議ではマルテの他にも、ウィリン・ロサリオ捕手や福永春吾投手ら阪神に縁のある選手が指名を受けている。

(Full-Count編集部)

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