NPB2軍参入の「ハヤテ223」、横浜元監督の山下大輔氏がGMに　元近鉄・赤堀元之氏が監督就任

地元静岡出身の山下氏は「故郷に誕生する新球団の設立に関われ、たいへん光栄」

　2024年シーズンからNPB2軍に参入予定の静岡の新球団「ハヤテ223」は27日、ゼネラルマネージャー（GM）に元横浜監督の山下大輔氏、監督に元近鉄の赤堀元之氏が就任すると発表した。山下氏、赤堀氏は共に静岡県出身で、生まれ故郷に誕生する新チームの運営に携わることになる。

　静岡市清水区出身の山下GMは、現役時代は大洋（現DeNA）の名遊撃手として活躍。引退後は横浜監督、楽天コーチなどを歴任した。「生まれ育った故郷に誕生する新球団の設立に関わることができて、たいへん光栄に思います。また、この新球団の誕生が、日本の野球界の発展と底辺拡大の一助となるように努力して行きたいと思います」と球団を通じてコメントした。

　藤枝市出身の赤堀監督は、1992年から3年連続など5度の最優秀救援を獲得するなど、近鉄で主にリリーフとして活躍。引退後はオリックス、ヤクルト、中日などでコーチを務めた。「全てが新しく、全てが初めてである新球団の監督にご指名をいただき、身の引き締まる思いです。静岡県の、そして全国の野球ファンの皆様のためにも、次代を担う若者を育成したいと思います。泥臭いスタートになるかと想像するものの、新球団を通じて清新な風を野球界にもたらすことができたら、これほど嬉しいことはありません」とメッセージを送った。

　ハヤテ223は来季参入に向けて、11月3～4日に静岡市の清水庵原球場でトライアウトを実施予定。31日まで参加選手を募集している。

（Full-Count編集部）