ヤンキース、エース右腕の弟と契約 監督も歓迎「もう1人セベリーノが加わる」
今季圧巻の投球を続けるセベリーノの弟ラファエル「本当に良い投手になると思う」
ヤンキースがエース右腕ルイス・セベリーノの弟ラファエルと契約したと米メディアが伝えた。現在19歳だが、セベリーノ本人は弟の方が優れていると考えているという。アーロン・ブーン監督も地元メディアの取材に対して「もう1人のセベリーノが加わることは良いことだ」と歓迎している。
セベリーノは昨季、14勝6敗、防御率2.98と才能を開花させると、初めて開幕投手を任された今季は圧巻の投球を継続。ここまで18試合登板で13勝2敗、防御率1.98という成績で、名門球団のエースの座を揺るぎないものにしている。
そんな右腕の弟をヤンキースが獲得した。ESPNによると、ラファエル・セベリーノはまずは母国ドミニカ共和国にあるヤンキースのアカデミーでプレーすることになるという。このニュースを弟に伝えたというルイスは「彼は大喜びしていたよ。信じられなかったようだ」と記事の中で話している。
「『オーマイゴッド、とても素晴らしい』と彼(ラファエル)は言っていた。僕は彼に『ここが始まりだ、ここが第一歩だ』と伝えたよ」
記事では「ルイス・セベリーノは19歳の時点では弟の方が優れていると信じている」と言及。兄は「もちろん僕は直球とスライダーを投げられた。ラファエルどんな時でも投げられる球種が多いんだ。本当に良い投手になると思う」「彼は1時間走っても疲れないんだ」とも話し、ラファエルの能力の高さを強調したという。
セベリーノのような投手がもう1人、ローテーションに加わるようなことになれば、ヤンキースの未来はさらに明るいものになるが……。兄のように、その能力を開花させることができるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)