引退後なのに…手に入る86億円 24年も続く巨額契約、日本ではあり得ない“カラクリ”
グリフィーJr.氏は2000年にレッズと9年約168億円で契約を延長
マリナーズなどでプレーし、通算630本塁打を誇るケン・グリフィーJr.氏は、2010年限りで現役を引退した。しかし2024年まで毎年359万ドル(約5億4000万円)が支払われるなど、引退後に5750万ドル(約86億円)を手にする契約を結んでいた。
米メディア「スポーティング・ニュース」と「CBSスポーツ」によれば、グリフィーJr.氏は2000年にマリナーズからレッズにトレード移籍した直後に、レッズと9年1億1250万ドル(約168億円)で契約を延長した。
そのうちの5750万ドル(約86億円)が後払いとなっており、2009年から2024年にかけて毎年359万ドル(約5億4000万円)が支払われることになっている。さらにこの金額には4%の利息が付くという。レジェンドは引退から10年以上経っても毎年巨額の富を手にしており、その支払いも残すところあと1回。日本ではあまり聞かない珍しい契約形態となっている。
(Full-Count編集部)