DeNAバウアーが帰国…来季去就は未定 終盤の離脱に未練「悔しい瞬間もたくさん」
バウアーは3月に電撃加入、10勝&防御率2.76でCY賞の実力示す
DeNAのトレバー・バウアー投手が31日、羽田空港発の航空機で帰国の途に就いた。今年3月中旬にDeNAと契約を結んだ助っ人右腕は来日1年目の今季、19試合に登板して10勝4敗、防御率2.76の成績を残した。
今季を振り返り「自分にとってジェットコースターのようなシーズンでした。素晴らしい瞬間がたくさんありました。特に印象に残っているのは10勝したこと、オールスターに出場したこと、そして広島戦で10回を無失点に抑えたことです。また、悔しい瞬間もたくさんありました。シーズンの最初と最後の1か月をケガで欠場したこと、プロ生活で最悪の連戦を経験したこと、そしてクライマックスシリーズで敗退したことです」とした。
さらに「もっと多くの試合に勝ち、優勝という目標を達成したかったですが、思い出に残る1年にしてくれた監督、コーチ、チームメート、スタッフには本当に感謝しています。そして1年間、私やチームメート、ベイスターズを応援してくれたファンの皆さん本当にありがとうございました。チームが最高のパフォーマンスを発揮できなかった時でも、ファンの皆さんは毎試合ベストを尽くしてくれました。皆さんは世界最高の野球ファンであり、皆さんの前で1年間プレーできたことは本当に光栄でした。特別な1年にしてくれてありがとう!」と球団を通じてコメントした。
ファンを魅了する右腕は、打者を見逃し三振に仕留めた際にマウンドで披露する「ソードセレブレーション」や、ピンクのグローブを使用するなど、多くの場面でスタンドを沸かせた。
レッズ在籍時の2020年にはナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた右腕。来季の去就は未定とあって、ファンからの注目が集まっている。
(Full-Count編集部)