バウアーのMLB復帰をベッツが“支持” WSに姿見せ言及「考えるべきことだね」
一方で「僕にはどうもできない、口を出す権利はない」
ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が30日(日本時間31日)、今季DeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手のMLB復帰を支持した。ドジャース地元紙「LAタイムズ」によれば、今オフにメジャー球団がバウアーの契約を検討することを願うと述べたという。
ドジャースはナ・リーグ地区シリーズでダイヤモンドバックスに敗退し、今季が終了。だが、ベッツはワールドシリーズ第3戦開始前にチェース・フィールドに姿を見せた。MLBのケーブルチャンネルとSNSプラットフォーム用に、ワールドシリーズの舞台裏を紹介してほしいと、MLBが招待していたのだった。
そこでベッツはバウアーについて「そのことは、考えるべきことだね」と語った。バウアーは女性への性的暴行疑惑を理由に2021年7月から制限選手へ。2022年2月には刑事告発が不起訴処分となったが、MLBから194試合の出場停止処分などを受けた。
当時、ドジャースは「もう我々の組織の一員ではない」として放出。バウアーは今季、日本でプレーすることになった。
ベッツは「僕のバウアーとの経験は、みなさんが経験したこととは全く違う。(移籍は)僕にはどうにもできないこと。口を出す権利はない」とした上で「彼は凄い投手だ。中4日で毎回マウンドに立ちたがるような、素晴らしい投手だ。だが、最終的には、決めるのは僕じゃない。その決断は野球ほど単純にはいかない」とも述べた。
(Full-Count編集部)