日本ハム135日で退団も…33歳が掴んだ成功 驚異の打率.364、紆余曲折の元助っ人
メキシコのウインターリーグに参加するドレイク、リーグ5位の打率.364
2017年には日本ハムでもプレーしたヤディル・ドレイク外野手が、第2の故郷であるメキシコで成功を掴んでいる。グアサベという球団でウインターリーグに参加し、16試合でリーグ5位となる打率.364をマーク(日本時間4日時点)。メキシカンリーグでも毎年安定して打率3割を記録し、3月のWBCにも出場した。
キューバ出身だが2011年にメキシコに亡命。2014年にドジャースとマイナー契約したがメジャー昇格ならず、2017年6月に日本ハムに加入した。しかし、35試合で打率.232、1本塁打、OPS.560と結果を残せず、わずか135日で退団。2018年からはメキシカンリーグでプレーし、5年連続で打率3割の好成績を続ける。
2015年のプレミア12ではメキシコ代表に選ばれ、東京ドームでもプレー。しかし、今年3月に行われたWBCでは母国のキューバ代表に鞍替えしている。今大会から過去に亡命した選手でも代表入りが許されるようになり、その一人に選ばれている。紆余曲折の経歴の元助っ人は、33歳になっても輝き続けている。
(Full-Count編集部)