大谷翔平が3年間で積み上げた記録が「完全に異常」 投手なのに…打撃成績上位の矛盾
2021年からの歴史的な3年間…投手なのに打撃成績だけでも上位ばかり
メジャーリーグのワールドシリーズが終わり、大谷翔平投手はエンゼルスから正式にFAとなった。2021年から3年間は二刀流としての地位を確立させ、歴史的なシーズンを送った。今季は日本選手初の本塁打王を獲得。米メディアは改めて3年間の打撃成績を振り返り「完全に異常だ」と賞賛の言葉を送った。
大谷の歴史的偉業を振り返ったのは米データ会社「コーディファイ・ベースボール」。同社のツイッターに3年間のリーグ内での打撃ランキングを並べた。22三塁打、55敬遠がリーグ1位、124本塁打、228長打、OPS.964、947塁打、259四球がリーグ2位だった。ほかにも出塁率.379、295得点はリーグ4位。290打点はリーグ8位の数字となる。
同社はこの成績を並べた後に投手・大谷の成績も記載。「彼はそれでいて、74先発登板と542奪三振、防御率2.84を記録する時間も作り出した。完全に異常だ」と言葉を並べた。
大谷は右肘の手術を行ったことにより、来季は打者に専念する予定。それでも、今オフのFAでは最注目となっており、契約規模は10年5億ドル(約750億円)とも言われている。3年間で積み上げてきた数字を見ると、投手・大谷が1年間見られなくても、各球団が欲しがるのは頷ける。