日本わずか2年で退団も…リーグV貢献、34歳右腕の今 各国渡り歩き3年連続の快挙

元広島のブレイディン・ヘーゲンズ【写真:編集部】
元広島のブレイディン・ヘーゲンズ【写真:編集部】

ヘーゲンズは2016年に50登板、防御率2.92、19ホールドでリーグVに貢献

 広島時代の2016年にリーグ優勝に貢献したブレイディン・ヘーゲンズ投手が、台湾の楽天モンキーズで成功を収めている。2021年から加入し、3シーズンで計162試合に登板して防御率2.47、17勝9敗58セーブ、207回1/3で150奪三振という成績を残した。

 2021年に53試合に登板すると、昨季は59登板で防御率1.44、36セーブを挙げて最多セーブに輝いた。そして今季も50試合に登板。4日に行われた味全ドラゴンズとの台湾シリーズ初戦に登板して1回無失点に抑えると、2日の同戦でも1回1/3を投げ無安打無失点の完璧救援で勝利に貢献した。

 メジャーではわずか2登板で2016年に来日。いきなり50試合登板を果たして防御率2.92、19ホールドで25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。しかし翌2017年は11登板で防御率6.60と低迷し、同年限りで自由契約となった。

 その後ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び米球界に復帰していたが、2021年から台湾球界に挑戦。34歳を迎えた今も、異国の地で存在感を発揮している。

(Full-Count編集部)

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