日本ハム、山崎福也の獲得を発表 大争奪戦制す…球団初の“FA投手補強”に成功
昨オフにはオリ時代の同僚・伏見がFAでハムへ…再びバッテリー実現へ
日本ハムは25日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した山崎福也投手と入団合意に達したと発表した。複数球団による争奪戦を制し、球団では初めてとなるFAでの投手獲得となった。
山崎福にとって日本ハムは、父・章弘さんが現役最後の2年間を過ごし、その後1992年からコーチとして、計14年間在籍していた縁もある。昨オフにはオリックス時代の同僚だった伏見寅威捕手がFA移籍しており、再びバッテリーが実現しそうだ。
補償が発生しないCランクとみられる左腕は、今オフのFA市場で最大の“目玉”だったが、ついに決断。チームは加藤貴之投手が国内FA権を行使せず残留したが、上沢直之投手がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すため投手陣の補強は急務だった。2年連続最下位から勝負の3年目に挑む新庄剛志監督にとって、大きな補強となった。
(Full-Count編集部)