大谷翔平を獲得するのは? 米メディアが30球団をランク付け…エ軍残留は「可能性薄」
米「CBSスポーツ」が30チームを可能性がありそうな順番にランク付け
大谷翔平投手は、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となり、米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前7時)に全球団との交渉が解禁された。来季は、どの球団のユニホームを着ることになるのか。米「CBSスポーツ」は、MLB30球団を大谷と契約の可能性がありそうな順にランク付けしている。
ランキングでは、「本気で狙いに行くチーム」「争奪戦に関わってくるはず」「ありうる」「可能性薄」「ありえない」と大きく5つに分けられた。可能性の一番高い「本気で狙いに行くチーム」には1位にドジャース、以降はメッツ、ジャイアンツ、レンジャーズ、カブスなど10チームが挙げられた。
ドジャースについては、大谷とチームの「双方の優先事項が合致する」とし、「オオタニは勝ちたいし、大金をもらいたい。ドジャースは勝ちたいし、大金を払うことに前向きだ。さらに、オオタニは居心地がよさそうな南カリフォルニアに残ることができる。FAでは100%確実ということはない。だが現段階ではこのオフにオオタニを最も積極的に狙いに行くのは、あらゆる理由でドジャースだと言えるだろう」と1位の理由を説明した。
メジャーデビューから6年間所属したエンゼルスは、「可能性薄」の18位となった。「彼らは誰よりもオオタニのことが分かっていて、オオタニを残したい。その一方でオオタニは勝ちたいし、エンゼルスは彼とトラウトを6年間無駄にしたばかり。オオタニがエンゼルスに残る可能性は0%とは思っていないが、それに非常に近い。もしかするとこの順位は少し高すぎて、レイズとオリオールズの間(20位)がふさわしいかもしれない」と、残留の可能性は低いと見ている。
「ありえない」とされる最下位は、アスレチックスとなった。チーム力と資金力の低さを指摘し、「オオタニが来年の開幕戦でアスレチックスの緑色のユニホームを着ているのを見ることができたら笑ってしまう」とした。