ヤ軍GMが感じた山本由伸との“運命” 忘れないノーノー直接視察…獲得へ熱視線
キャッシュマンGM「世界でも屈指の才能が(日本には)いる」
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが7日(日本時間8日)、米アリゾナ州スコッツデールで始まったGM会議で取材に応じた。オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す山本由伸投手獲りへ「既にいい先発投手が我々にはいるが、よりいい投手を獲得できれば、柔軟性を作り出せる。昨年は投手陣が不足していた。故障者が多かったから」と話した。
キャッシュマンGMは、山本がノーヒットノーランを達成した9月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)を直接視察。「ノーヒッターを見られたのはアメージングだった。どこで見ても素晴らしいギフトだが、遠い場所まで飛行機で移動して、バックネット裏でノーヒッターを見ることができるのは特別な瞬間だ」と強く印象に残った様子だった。
これまでも黒田博樹氏、田中将大投手(現楽天)らを獲得している。キャッシュマンGMは「スケジュールや移動も違う。(米国のような)時差もない。体のサイズが異なる場合もある。ボールやトレーニングも異なるし、違いはたくさんある。しかし世界でも屈指の才能が(日本には)いる。我々は幸運にも、いくつかの日本の素晴らしい選手たちと契約することができた。これから先もそうなっていくことを願っている」と日本人選手を獲得する上でのポイントを語った。
(Full-Count編集部)