甲子園で阪神中野と二遊間→巨人入り2年で人的補償 ヤクルト戦力外の28歳が現役引退
ヤクルトから戦力外通告を受けていた奥村展征、今季は3試合の出場だった
ヤクルトから戦力外通告を受けていた奥村展征内野手は10日、自身のインスタグラムを更新し、今季限りでの現役引退を発表した。プロ10年目のシーズンは3試合の出場に終わり、4打数2安打の打率.500。10月31日に来季の契約を結ばないことを伝えられていた。
日大山形高では3年夏の甲子園でベスト4。1学年後輩の中野拓夢内野手(現阪神)と二遊間を組んだ。2013年ドラフト4位で巨人入りしたが、2015年1月に相川亮二捕手の人的補償としてヤクルトに移籍。2016年に1軍デビューすると、通算216試合に出場して打率.199、2本塁打、24打点の成績を残した。
○奥村コメント(原文ママ)
「ご報告 戦力外通告を受け悩み抜いた末に現役を引退します。ここまで沢山の声援を頂いて僕の中ではもっともっと活躍して皆さんに恩返ししたいという強い思いでやって参りましたが目標には届きませんでした。
しかし、ここまでプロ野球生活10年間出来たのは紛れも無く皆さんの声援があったからだと思っています。高校卒業後プロの世界に飛び込んで1年1年皆さんと一緒に歩んで来た結果が今の結果だと思います。目標に届かなかったにも関わらず今こんなにも幸せと思えている事にとても感謝してます。
10年間でお世話になった、読売巨人軍、ヤクルト球団、監督、コーチ、スタッフ、選手、両親、家族、友人、そしてファンの皆様、全ての皆様に感謝してます。本当にありがとうございました。
選手としては終わってしまいますが次の道でまた1から、いや、0からコツコツ積み重ねて成長して行きたいと思います。なのでこれからの道も応援して頂けたら嬉しいです。次の道は近く発表出来ると思いますのでその時が来たら報告させて頂きます」
(Full-Count編集部)