大谷翔平は人気チアより「肌がきれい」　数分で虜…偉ぶらない超一流の紳士対応

対面が実現した楽天ガールズのメンバー・菲菲が振り返る夢の時間

　半年前のわずか数分間の出来事でも、鮮明に覚えている。それほど二刀流のインパクトは強かった。今年5月24日（日本時間25日）、台湾プロ野球（CPBL）楽天モンキーズのチア「楽天ガールズ」は、エンゼルスの本拠地でパフォーマンスを披露。試合前には大谷翔平投手との対面が実現した。米国に遠征した7人のメンバーのうち、人気メンバーの菲菲（フェイフェイ）がうれしそうに思い出を語る。

「台湾デー」と銘打たれたエンゼルス-レッドソックス戦で、米国の野球ファンに向けてアピールしたメンバーたち。大谷とは握手を交わし、記念撮影のおまけ付きで、フェイフェイのほか、インスタグラムのフォロワーが180万人を突破した林襄（リン・シャン）らが異国での時間を堪能した。

　スーパースターを目の当たりにし、フェイフェイが真っ先に目を奪われたのは、“肌”だった。「大谷選手はすごく肌がきれいでした。ガールズのメンバーよりきれいだと思います」。手入れに余念がないチアたちをも凌駕するようなモチモチ、スベスベ。フェイフェイは日本語で「すごい、すごい」と興奮気味に話した。

　当初大谷には会えないと言われていたため、全く心の準備ができていない中で突如訪れた交流機会。舞い上がってしまい、肌がきれいだったこと以外はほとんど覚えていないという。「現地で会えることになって、メンバー全員と握手までしてくれました。大谷選手と握手をしている写真が台湾の新聞に載ったのですが、それを見た周りの人に『フェイフェイは手を洗わないで』と言われました」と笑って振り返る。

　すっかり虜になって見とれていたが、誰からも愛される秘訣の一端もわかった。「とにかく身なりがきれいで、親しみやすくて、プロフェッショナルだと思いました。本当に素晴らしいです」。選手とチア。同じ観客を喜ばせる立場としての学びは多かった。

　楽天ガールズの副キャプテンを務めるフェイフェイは、2019年に楽天モンキーズの前進、ラミゴモンキーズのチア「ラミガールズ」に加入。テレビやCM、写真集、ミュージックビデオ出演など、さまざまな分野で活躍している。10月15日に楽天モンキーズの本拠地・桃園球場で行われた「楽天ガールズデー」では、試合後にセクシーなダンスを披露。抜群のルックスとスタイルにさらに磨きをかけ、親しみやすくプロフェッショナルな存在を目指していく。

（篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki）