元Gマイコラス、前半戦チームNo1サプライズに選出 地元メディア「彼は絶品」
今季はここまで16試合登板、8勝3敗、防御率2.61をマーク
巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手は今季、16試合登板で8勝3敗、防御率2.61と開幕から好投を見せチームを牽引している。地元メディアは“逆輸入右腕”の活躍を前半戦でチーム一番のサプライズと称え報じている。
メジャーで一度は“失敗”し日本で急成長を見せ再び世界最高峰の舞台に戻ってきた右腕を地元セントルイスのラジオ局「101スポーツ」は「最も喜ばしい前半戦のサプライズ」と見出しを付け紹介。
記事では巨人時代の活躍をチェックし獲得に成功したジョン・モゼリアックGMとマット・スレイターGM特別補佐を称えマイコラスを「彼は逸品だ」と称賛している。
さらに8勝3敗、防御率2.61、11度のクオリティスタートを記録し抜群の安定感を誇る右腕を「ゴロ(に打たせる)率53%としている。そしてストライクゾーンを支配し、桁外れの三振/四球率5.54を記録している。彼が今シーズン411人の打者との対戦で出した四球はわずかに13であり(3.2%)、MLBの先発投手の中で2番目に良い数字である」と分析。
また、左打者に対しては「対戦した236人の打者に対して四球は僅かに6である(2.5%)」と言及し、右打者に対しても「OPSを.439に抑えており、それはメジャーの全ての投手の中で最も低い数字である」と圧巻の数字を伝えている。
新天地となったカージナルスでローテーションを守り、今やチームになくてはならない存在となったマイコラス。記事の最後には「この男をオールスターでナ・リーグのロースターに加えようではないか」と締めくくっている。
(Full-Count編集部)