“最強軍団”が大谷翔平の移籍先に急浮上 米記者指摘、二刀流が重視する「条件」
モロシ記者「今オフは地理的要因よりチームの質を気にしている」
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の去就はさまざまな噂が飛び交っているが、米スポーツ局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は、今季ナ・リーグ東地区で優勝したブレーブスを候補に挙げた。
モロシ記者は「オオタニの思考をより理解している複数の業界関係者と話した。初めて北米(MLB)に来た時の違いとして、今オフは地理的要因よりチームの質を気にしていると(業界関係者は)予想している」と明かす。
さらに「東の方を見ると、カブスのようにコンテンダーとして戦う意思のあるチームがある。先週とある人が、ショウヘイはブレーブスでプレーすることにとても興味を持つだろうと言ってきた。ブレーブスの補強ポイントは投手の質をアップグレードすることだから、彼を獲得しないだろう。でも彼(大谷)のプロセス(思考)はわかるだろう。行ける最高のチームに行くことだ」と分析した。
ブレーブスは2018年から6年連続でポストシーズンに進出している強豪。今季は104勝をマークするなど2年連続100勝を超えており、2021年にはアストロズを破ってワールドシリーズを制覇した。ロナルド・アクーニャJr.やスペンサー・ストライダーら、チームの中心選手と長期契約を結んでいる。今季は地区シリーズでフィリーズに敗れたが、大谷が世界一奪回のキーマンになるのだろうか。