12球団イチの“大成功”? 巨人から移籍し大活躍&制球力抜群右腕…ロッテの助っ人診断

ロッテのグレゴリー・ポランコ(左)とルイス・ペルドモ【写真:小林靖】
ロッテのグレゴリー・ポランコ(左)とルイス・ペルドモ【写真:小林靖】

ポランコはHR王、ペルドモは最優秀中継ぎに

 ロッテは今季パ・リーグ2位でシーズンを終えた。外国人選手では加入1年目のグレゴリー・ポランコ外野手が本塁打王に輝き、ルイス・ペルドモ投手も42HPで最優秀中継ぎ投手となるなど、投打で活躍が目立った。今季のチームの助っ人の働きを検証する。

 昨年巨人でプレーし、DH制のあるパ・リーグに移ったポランコは、昨年を2本上回る26本塁打をマーク。稀に見る少ない本数での戴冠となった。シーズン序盤、最終盤は少し苦しんだものの、打率(規定打席超え)、本塁打、打点はいずれもトップでフィニッシュした。7月29日に入団が発表されたマイク・ブロッソー内野手はメジャー通算26本塁打の実績があるが、今季は本塁打わずか1本。打率.191に終わった。

 ペルドモは53試合に登板して防御率2.13を記録。来日1年目からブルペンに欠かせない存在となった。投手陣では、ルイス・カスティーヨ投手は12試合の登板ながら抜群の制球力が光り、WHIP1.12を記録。ポランコと同じく昨季巨人でプレーしたCC・メルセデス投手は4勝8敗と黒星が先行したものの、ローテーションを支えた。

 全選手の去就は確定していないものの、タイトル獲得者が2人生まれるなど、助っ人の活躍が目立ったチームだった。

(Full-Count編集部)

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