体重15キロ減、わずか1年で戦力外「予感はあった」 完璧2K…元オリ20歳が猛アピール
昨年のオリ育成1位・西濱勇星が打者3人を2K無安打に封じた
在籍1年でオリックスから戦力外通告を受けた西濱勇星投手が15日、「12球団合同トライアウト」(鎌ケ谷スタジアム)に参加。シート打撃では一番最初に登板し、打者3人に対して2三振を奪い、無安打に封じた。
カウント1-1から行われたシート打撃。20歳右腕はソフトバンク・居谷を見逃し三振、ロッテ・福田秀を二飛、オリックス・佐藤を空振り三振に封じた。「戦力外になって、準備だけは誰よりもしてきた自信はありました。持ち味の直球で空振りを取れたのは良かった」とうなずいた。
2022年育成ドラフト1位で群馬ダイヤモンドペガサスから入団。今季は2軍で3登板、防御率は9.00に終わり、戦力外通告を受けた。体重が15キロも落ちたという1年目。「(戦力外は)大体わかっていた。予感はありました」と語る。
野球はどんな形でも続ける予定。NPB2軍のウエスタン・リーグに来季新規参加することが内定している新球団「ハヤテ223(ふじさん)」のトライアウト(11月4日)に参加予定だったがインフルエンザにかかったため取りやめたという。
山本由伸投手と似た投球フォームでも話題になった右腕。今後は減った体重を取り戻しながらトレーニングに励む。1年目からプロの厳しさを味わった20歳に吉報は訪れるか。
(Full-Count編集部)