“スイーパー使い”の左腕、NPB入りの可能性 米記者が伝える…日米韓の争奪戦に発展

NPB球団からの関心が報道されたエリック・スタウト(写真はパイレーツ所属時)【写真:Getty Images】
NPB球団からの関心が報道されたエリック・スタウト(写真はパイレーツ所属時)【写真:Getty Images】

中信兄弟のスタウト、12試合に先発して、6勝5敗、防御率3.28の好成績

 CPBL(台湾プロ野球)の中信兄弟に所属する30歳のエリック・スタウト投手に、メジャーだけでなく、日本の球団からも関心が寄せられている。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が、「元MLB投手の左腕エリック・スタウトがMLB、NPB、KBO球団から関心を集めている」と伝えている。

 2014年ドラフト13巡目(全体393位)でロイヤルズ入りし、2018年にメジャー初登板。昨季はカブスとパイレーツの2球団で計20試合に登板し、0勝0敗、1ホールド1セーブ、防御率5.64の成績を残していた。今季はカブスとマリナーズのマイナーに所属していたが、6月に台湾の中信兄弟と契約していた。

 自身初の海外挑戦で12試合に先発登板し、6勝5敗、防御率3.28の好成績。68回2/3を投げて奪三振79、与四球13、WHIP1.063と安定した投球が光った。昨季は投球の47.3%がスイーパーを占め、直球が34.9%、チェンジアップが12.2%、カーブが5.6%。流行りの球種を操る左腕は、来季どこでプレーするだろうか。

(Full-Count編集部)

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