大物2人が引退、巨人退団の303発大砲 MLBで“復活”の右腕も…侍から8年で激変した立場
2015年3月の欧州代表戦で日の丸を着た侍戦士の“現在地”を検証
井端弘和監督が率いる野球日本代表「侍ジャパン」は初陣の「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」で優勝。2024年3月には「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本vs欧州代表」(京セラドーム)に臨む。前回の欧州代表との親善試合は2015年3月に行われた。当時の代表選手の現在地を検証する。
小久保裕紀監督(現ソフトバンク監督)が率いて臨んだ8年前の欧州代表戦には、26選手が招集された。坂本勇人内野手(巨人)や柳田悠岐外野手(ソフトバンク)ら現在もチームで活躍している選手も多い。投手は10人。牧田和久(当時西武)、井納翔一(当時DeNA)が昨季限りで現役を退いている。
一方、藤浪晋太郎(当時阪神)は今季メジャーに挑戦。アスレチックス、オリオールズ両球団で計64試合に登板した。楽天・松井裕樹は当時、高卒2年目での抜擢。今オフに海外FA権を行使しており、メジャー移籍が見込まれる。
野手では今季限りで松田宣浩内野手(当時ソフトバンク)、銀次内野手(楽天)が引退。嶋基宏捕手(当時楽天)はヤクルトで、雄平外野手(ヤクルト)は楽天でコーチを務める。
筒香嘉智外野手(当時DeNA)は2020年にメジャーヘ。今季はレンジャーズ傘下、米独立リーグ、ジャイアンツ傘下でプレーと、激動の1年を過ごしてFAになった。中田翔内野手は今オフに巨人と契約を解除し、退団。新天地を模索している。8年の歳月を経て“立ち位置”は大きく変化している。
(Full-Count編集部)