中日が中島ら戦力外4選手獲得　電撃トレード、元阪神ドラ1が“続投”…24日の去就

日本ハム吉田輝星とオリックス黒木優太が電撃トレード

　中日は24日、中島宏之内野手、上林誠知外野手、山本泰寛内野手、板山祐太郎外野手の4選手を獲得すると発表した。戦力外となっていた野手4人を獲得し、打線強化へ動いた。

　中島は2019年からプレーした巨人を戦力外となっており、NPB球団は4球団目となる。今季は8試合の出場で打率.278、0本塁打0打点だった。通算2000安打までは、あと72本としている。今季までソフトバンクでプレーした上林は、2018年に22本塁打を放つ活躍。しかし近年は出場を減らし、今季は56試合で打率.185、0本塁打9打点に終わり、戦力外通告を受けていた。

　日本ハムとオリックスは、吉田輝星投手と黒木優太投手のトレードが成立したと発表。2018年ドラフト1位で日本ハムに入団した吉田は、昨季は51試合に登板して2勝3敗5ホールドの成績を残していたが、今季はわずか3試合に登板に終わっていた。

　黒木は2016年ドラフト2位でオリックスに入団。剛速球を武器に2017年には55試合に登板した。2019年には右肘のトミー・ジョン手術を受けたが、2022年には27試合に登板。今季は12試合に登板して1勝5敗、防御率6.58だった。

　広島は戦力外通告を受けていた岡田明丈投手、藤井黎來投手の2選手と育成契約を結んだと発表した。岡田は背番号「123」、藤井は「129」となる。また、来季のコーチングスタッフも発表し、今オフに戦力外通告を受けていた三好匠氏が1軍の内野守備・走塁コーチに就任した。

　また、独立リーグの神奈川フューチャードリームスには、DeNAを戦力外となっていた加藤大投手が入団。愛媛マンダリンパイレーツは弓岡敬二郎監督、元阪神の伊藤隼太コーチ、元ヤクルトの平井諒コーチが来季も続投すると発表した。火の国サラマンダーズは、かつて横浜（現DeNA）でプレーしたボビー・ローズ氏（横浜時代の旧登録名：ロバート・ローズ）の監督就任を発表している。

（Full-Count編集部）