燕は全員引退、中日は残り1人 ドラ1は3人戦力外、2選手がFA行使の裏で…9年後の現実
2014年ドラフト1位組は岡本和真、山崎康晃、有原航平、高橋光成らが活躍
日本ハムは25日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した山崎福也投手と入団合意に達したと発表した。31歳左腕は2014年ドラフト1位で入団したが、“同期生”の現在地を検証する。
同じドラ1には“逸材”が多い。巨人・岡本和真内野手は今季41発で2年連続3度目の本塁打王。DeNA・山崎康晃投手は通算227セーブを挙げている。日本ハム・有原航平投手はレンジャーズを経てソフトバンクで日本球界復帰。今季は10勝を挙げた。
西武・高橋光成投手は3年連続2桁勝利をマークしている。ロッテ・中村奨吾内野手、ソフトバンク・松本裕樹投手、広島・野間峻祥外野手らもチームの主力として活躍している。一方、阪神・横山雄哉投手は2020年、ヤクルト・竹下真吾投手、中日・野村亮介投手は2017年に現役を引退している。
また、ヤクルトは指名8選手(支配下7、育成1)全員がすでに引退。中日は計13選手(支配下9、育成4)を指名し、現役を続けているのは5位指名の加藤匠馬捕手だけとなっている。
ドラフト2位以下ではDeNAの2位・石田健大投手が今オフに国内FA権を行使。西武の3位・外崎修汰内野手やオリックス2位・宗佑磨内野手らが確固たる地位を築いている。ドラフトから9年。指名された選手たちのキャリアはまさに様々だ。
(Full-Count編集部)