マリナーズが60年ぶり珍トリプルプレー 走者が転び、3-6-2-2で完成

最後は三塁上で走者がバランス崩して転倒…

 マリナーズが26日(日本時間27日)のブルージェイズ戦で、実に60年分ぶりの“珍トリプルプレー”を完成させた。

 3-4で迎えた4回、無死一、三塁でブルージェイズのゴインズがウォーカーから一ゴロを打つと、一塁手のトランボが自らベースを踏んでアウトに。二塁に入った遊撃手のミラーにボールを送った。

 一塁走者のピラーが塁間で挟まれた形となったが、ここで三塁走者のカレーラが飛び出したため、ミラーはボールを持ったまま三本間に向かう。そして、捕手のズニーノに送球した。

 挟まれたカレーラは三塁に戻ったが、その間にピラーが三塁まで進み、走者2人が三塁ベースを踏んだ。この場合、三塁走者に占有権があるため、この時点でピラーはアウト。しかし、ここで三塁コーチがカレーラの腕に触れようとすると、カレーラは驚いたようにバランスを崩して倒れた。

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