松井監督も驚愕「デカいな」 196cm&110kg、西武の巨漢新人がたたきつけた“挑戦状”
ドラ6の皇學館大・村田怜音が新入団選手発表会見で“主役”に
西武は26日、ベルーナドームで「ライオンズ サンクスフェスタ2023」を開催し、グラウンド上で新入団選手発表会が行われた。ドラフト1位指名の國學院大・武内夏暉投手をはじめとした13人の新入団選手の中で、最も歓声を浴びたのは、6位指名の皇學館大・村田怜音内野手だった。
196センチ、110キロの村田は三重県伊勢市にある同大学出身の初のプロ野球選手となった。ステージ上で177センチ、85キロの松井稼頭央監督とツーショット写真を撮影。大型ビジョンに映し出された体格差にスタンドからはどよめきの声があがり、松井監督も村田を見上げて思わず「デカいな」と呟いた。
自己紹介では「目標はホームラン王です。自分の魅力は圧倒的な長打力と打球の速さです。それをプロの世界でアピールできるように」と語り、プロの世界でも丸刈り頭で続けていくと約束した。ニックネームは「レオのガリバーと呼んでください!」と訴えた。
「なっちゃん」「おすぎ」「オクーニャ」個性派ルーキー続々
また、募集した質問で「プロで対戦したい選手」を問われると、真っ先に挙手してロッテの佐々木朗希投手をあげた。「同世代の顔と言われる選手。自分が打ち砕いて2001年(生まれ)世代の顔になりたいです」と宣言し、大きな拍手を浴びていた。
村田と初対面となった松井監督も「もちろん打ち崩してほしいですね。日本を代表する投手ですからね。そこのレベルに上がってこられるように期待したいと思います」と背番号99の大型ルーキーの成長を願った。
村田以外の新人もファンから呼んでほしいニックネームを披露し、1位指名の國學院大・武内夏暉投手は「なっちゃん」、3位の横浜高・杉山遙希投手は「おすぎ」。育成6位の独立リーグ・群馬の奥村光一外野手はメジャーで史上初の40本塁打&70盗塁を達成したブレーブスのアクーニャJr.外野手にちなみ、「“オクーニャ”でお願いします!」と呼びかけて盛り上げた。