鷹・谷川原健太がチーム2人目の保留「考える時間ほしい」 捕手&外野で61試合出場
今季は61試合出場で鷹が誇る“便利屋”…今季の契約更改で保留は2人目
ソフトバンクの谷川原健太捕手が29日、PayPayドームで契約更改交渉に臨み、保留した。今季の推定年俸は1300万円。球団広報は「球団側の意見と自分の意見を擦り合わせて、ゆっくり考える時間がほしい、とのことです」と説明し、取材は行われなかった。チームでは、水谷瞬外野手に続いて2人目の保留となった。
今季は61試合に出場して打率.233、0本塁打、3打点。出場数はキャリアハイではなかったが、4月30日の昇格以降は1軍に帯同。捕手として20試合、外野手として31試合に出場と、ユーティリティな役割を果たしていた。秋季キャンプでは小久保裕紀新監督と意見を交換して、来季は捕手に専念することが決まっていた。
この日は板東湧梧投手が600万円アップの4000万円、笠谷俊介投手が100万円ダウンの2000万円でサインしていた。1年に1度の契約更改の場。谷川原の次の交渉スケジュールは未定だという。
(竹村岳 / Gaku Takemura)