西武・金子は減額制限超え「お金はもういい」 1.2億円から5600万円減…来季は単年契約
今季年俸1億2600万円から44.4%のダウン「何もできなかったのでしょうがない」
西武の金子侑司外野手は1日、所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の1億2600万円から5600万円減の年俸7000万円(金額は推定)でサインした。野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%)を超える44.4%のダウンに「上限を超えて下がりました。今年は何もできなかったのでしょうがない」と振り返った。(金額は推定)
33歳の金子はプロ11年目の今季、47試合出場、打率.179、0本塁打、2打点。盗塁王に2度輝いた俊足だが、1盗塁(2盗塁死)に終わっていた。
今季で4年契約が終わり、来季は単年契約で勝負する。「自分の立場、年齢を考えれば、お金はもういい。来年はしっかり野球で、応援してくれる人に恩返しできるように頑張りたい」と復活を誓った。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)