前田健太がタイガース入団会見 背番号18に決定「とにかく勝ちたい思いが強い」
2年35.5億円でタイガース入り「メジャーリーグで10年プレーすることも1つの目標」
タイガースと2年契約を結んだ前田健太投手は1日、オンラインで入団会見を行った。背番号は「18」に決まった。前田は「一番最初にオファーをくれたことがうれしかった。若い選手が多く、これから勝っていくチームの中で自分を必要としてくれたこともうれしかった。チームのバランスもいい。来年勝ちにいっていることと素晴らしいオファーをくれたことが決め手」と語った。
総額2400万ドル(約35億5000万円)で、1年目が1400万ドル(約20億7000万円)、2年目は1000万ドル(約14億8000万円)。来年4月に36歳となるが、複数年契約を勝ち取った。「2年あることでチームのために頑張れると思う。複数年いることで、もっとチームの一員になれる。メジャーリーグで10年プレーすることも1つの目標になる」と説明した。
タイガース財団に2年間で計12万ドル(約1800万円)を寄付する条項も盛り込まれた。「デトロイトの街とタイガースに対して、自分自身、何か協力したい思いがあった。社長との話の中で、協力できることは協力したいということで決まりました」と明かした。
チームの先発投手陣は20代ばかりで、来年4月に36歳になる右腕にはリーダー的な役割も期待される。「若い選手に伝えられることがあると思うし、若い選手から学ぶことがあると思う。チームにいい影響を与えられれば」。メジャー9年目へ向け、「とにかく勝ちたい思いが強い。ワールドチャンピオンになりたいですし、その中でチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と進化を目指していく。
(Full-Count編集部)