西武の守護神・増田達至は大減俸か「すみません」 今季3億円…金額明かさず厳しい表情
11年目で自己ワーストの防御率5.45…9月は1軍登板なし
西武・増田達至投手が2日、所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。11年目の今季はキャリアで2番目に少ない40試合の登板に終わり4勝4敗19セーブも、自己ワーストの防御率5.45と不安定な投球内容。今季の3億円(金額は推定)からの来季年俸について「そこはすみません」と明かさず、大幅な減俸であることをうかがわせた。
35歳右腕は2016年から抑えとしての地位を確立したが、春先は状態が上がらずに失点を重ねた。8月には6試合の登板で1勝3敗1セーブの10失点(防御率18.69)という内容で9月のファーム再調整を余儀なくされた。9月下旬には1軍に復帰したが、その3日後に腰痛で登録抹消。そのままシーズン終了を迎えており、「満足のいく結果ではない」と振り返った。
2020年オフに国内FA権を行使し、年俸変動性の4年契約を結んでおり、来季が最終年となる。勝負の来季へ向け、抑えへのこだわりを口にし、「チーム内の競争に勝たないと自分のポジションはない」と強い決意を語った。
(Full-Count編集部)