韓国で5年連続2桁勝利の無双…メジャー時代とは“別人”、元ドラ1が収めた大成功
LGツインズがケリーと再契約、今季10勝で韓国シリーズ優勝に貢献
韓国紙「中央日報」は、LGツインズがケイシー・ケリーと再契約した事を伝えた。1年契約で年俸150万ドル(約2億2000万円)に相当する。2008年にレッドソックスからドラフト1巡目(全体30位)で指名された右腕は、メジャー時代とは“別人”のような大成功を収めている。
ケリーはメジャー通算26登板で2勝11敗、防御率5.46と結果を残せず、マイナーでも166登板で44勝48敗、防御率4.13だった。しかし2019年に韓国に渡ると、いきなり14勝を挙げて防御率2.55の活躍を見せた。
その年を含め5年連続で2桁勝利。韓国では通算144登板で68勝40敗、防御率3.08だ。今季もエースとして30登板で10勝をマークし、チームを29年ぶり3度目の韓国シリーズ優勝に導いた。
同紙によれば、年俸の内訳は80万ドル(約1億2000万円)が保証され、契約金が40万ドル(約5900万円)、出来高が30万ドル(約4400万円)であるという。かつて挫折を味わった34歳が、異国の地で確かな成功を手にした。
(Full-Count編集部)