朗希&由伸らに匹敵…オリ剛腕21歳が「急上昇してきた」 米注目のポテンシャル
山下舜平大は今季9勝3敗、防御率1.61で新人王を獲得
オリックスの21歳、山下舜平大投手は今季、16登板で9勝3敗、防御率1.61と飛躍を遂げた1年になった。3日の契約更改では3300万円増の年俸4000万円でサインしたが、期待の右腕は日本だけでなく、すでに米国でも注目を集めていた。
福岡大大濠高から2020年ドラフト1位で入団。3年目の今季は前年まで1軍未登板ながら開幕投手に抜擢された。シーズン終盤は腰椎分離症で離脱したが、最速160キロをマークするなど、剛腕として球団のリーグ3連覇に貢献した。
野球専門の米データサイト「ファングラフス」のエリック・ローゲンハーゲン記者は11月28日(日本時間29日)に「国際プロ選手アップデート」という記事を公開。「現在のスーパースター」の一覧には、ロッテ・佐々木朗希投手、オリックスからメジャーリーグへの移籍を目指している山本由伸投手らの名前とともに山下が記載された。
大抜擢ともいえる選出理由を同記者は「このグループに急上昇してきたのは、シュンペイタ・ヤマシタだ。21歳の右腕は今シーズン大きく球速が上昇した」と説明。来季は「欲しかった」という憧れの背番号「11」への変更も発表。4連覇へ、エース級の活躍に期待したい。
(Full-Count編集部)