西武・栗山は大幅7100万円減「寂しい数字」 1億800万円で更改…ベテランが揃って減俸
今年が3年契約の最終年…先発出場は全てDH、打率.217、7本塁打、19打点
西武・栗山巧外野手が5日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7100万円減の来季年俸1億800万円でサインした。3年契約の最終年となった今季は2007年以降ではもっとも少ない77試合の出場で打率.217、7本塁打、19打点で「数字的には寂しい数字でしたけど、個人的にはいいところも出たし、長期離脱もなかったし、数字はともかくとして、いいシーズンだったと思います」と振り返った。(金額は全て推定)
今季先発出場した37試合は全てDH。そのうち7試合は4番を任されるなど、首脳陣からの信頼は厚い。パ・リーグでは現役最多の2120安打を誇り、通算400二塁打まで残り1としている。
同期入団の中村は2日に契約更改し、5000万円ダウンの1億5000万円でサイン。中村は通算500本塁打まで残り29本に迫っている。ファンからチームの「骨と牙」として愛される40歳コンビは揃って大幅減俸となってしまったが、23年目の来季の奮起が期待される。
(湯浅大 / Dai Yuasa)