12月突入…去就未定の選手は? 戦力外の元ドラ1や2軍打点王、FA行使の3人は“熟考”
国内FA権を行使した選手では山川、平井、石田の去就が未定
2023年も師走に入り、各球団の補強も活発化。このオフに岐路を迎えた選手の多くが、新たな所属先や新たな道に進むことを決断している。一方でまだ去就が決まっていない選手もいる。(FAやポスティングでメジャー移籍を目指す選手を除く)
国内FA権を行使した選手では西武・山川穂高内野手、平井克典投手、DeNA・石田健大投手が決まっていない。山川は今季、自身の不祥事で公式試合出場停止処分を受け、わずか17試合の出場に終わったが、故障者特例が適用され同権利を取得した。
野手では西川龍馬外野手がオリックスへの移籍を決めたが、本塁打王3度の大砲はどのユニホームを着るか。投手では山崎福也投手が日本ハムを選択したが、同じ左腕で先発、救援をこなせる石田の動向も注目される。2019年に81試合に登板した鉄腕・平井はどんな決断をするのか。
11月15日の「12球団合同トライアウト」に参加した選手では、元巨人・田中豊樹投手、2007年高校生ドラフト1巡目で入団した元DeNA・田中健二朗投手、元日本ハム・井口和朋投手らの去就が決まっていない。田中豊はトライアウトのシート打撃で3者凡退、井口は2三振を奪い3者凡退に抑えた。
元楽天・和田恋外野手も去就が発表されていない。今季は2軍で打率.289、16本塁打、71打点で打点王に。長打率.515、OPS.876でリーグ1位を記録したが1軍では2試合出場にとどまった。これらの実力者に吉報は届くだろうか。
(Full-Count編集部)