271億円男が“戦力外”で見せた意地 不良債権扱いから1年…復活遂げ示した価値
ドジャースはヘイワードと1年13億円で再契約を発表した
ドジャースは6日(日本時間7日)、FAとなっていたジェイソン・ヘイワード外野手と1年900万ドル(約13億円)で再契約したことを発表した。2015年オフに8年1億8400万ドル(約271億円)の大型契約を結び、カブスに移籍。しかし昨季低迷して契約満了を待たずに放出された34歳が、自身の価値を示した。
2016年には世界一に輝いたヘイワードだが、昨季は右膝の怪我による離脱もあり、わずか48試合の出場で打率.204、1本塁打、10打点に終わった。今季までの契約を残していたが、ホイヤーGMは「将来の方向性についてたくさん話し合った。彼が(2015年12月にカブスと)契約した大きな理由である選手たちの多くが既にチームを去っている。だから、お互いにとって理にかなっていた部分もあると思う」と語り、自由契約となってドジャースに移った。近年は「酷い契約」の“常連”だった。
しかし新天地では124試合の出場で打率.269、15本塁打、40打点と“復活”を果たした。ファンからは「おかえりなさい」「最高だ」といった反応があった一方で、「オオタニはどうした?」「ショウヘイとの契約を今すぐ発表してください」「必ず次はオオタニの番という流れにしてくれ」「この発表はオオタニではない」と大谷翔平投手(エンゼルスFA)獲得の発表を待ちわびるファンの声が殺到した。
(Full-Count編集部)