青木宣親は1か月ぶり復帰も無安打 ジャイアンツは6連勝で首位と0・5差
右足腓骨骨折から復帰し「8番・レフト」で先発出場
ジャイアンツの青木宣親外野手が27日(日本時間28日)、本拠地でのブルワーズ戦で約1か月ぶりにメジャー復帰した。「8番・レフト」で先発出場し、3打数無安打。復帰戦でヒットは出なかったものの、好調のジャイアンツは4-2で快勝し、6連勝とした。
青木は0-0の2回、2死走者なしで復帰後初の打席に立った。相手先発ローシュに2球で追い込まれながら粘り、7球目のスライダーを打ったが、二ゴロに倒れた。ジャイアンツは4回、ベルトの犠飛、クロフォードの2ランで3点を先制。その直後、青木は2死走者なしで遊ゴロに終わった。
ジャイアンツは6回に2点を奪われ、1点差に迫られると、青木は7回1死一塁で第3打席を迎えたが、初球を打って中飛。しかし、続く先発投手ヘストンの代打で打席に立ったブランコが、左中間を破るタイムリーツーベースを放ち、貴重な1点を加えた。
青木は6月20日のドジャース戦で死球を右足首に受けて、腓骨を亀裂骨折。故障者リスト入りしていた。マイナーでのリハビリゲームをこなし、この日の復帰戦を迎えたが、ヒットは出なかった。
ジャイアンツはそのまま4-2で勝利。6連勝でナ・リーグ西地区首位のドジャースと0・5ゲーム差とした。青木は3打数無安打で打率は3割1分3厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count