2軍打点王、移籍1年で戦力外左腕 トライアウトから3週間…去就未発表の選手
「ハヤテ223」には福田秀平、田中健二朗ら10人の元NPB選手が加入した
今オフも多くの戦力整理が行われた。7日には来季からファーム公式戦に参入する「ハヤテ223」の新加入選手が発表され、ロッテを戦力外となった福田秀平外野手や、DeNAを戦力外となった田中健二朗投手ら“元NPB戦士”10人が名を連ねた。一方で、12月を迎えてもいまだ去就が発表されていない選手もいる。
楽天・和田恋外野手は今季1軍ではわずか2試合の出場だったが、2軍では打点王に輝き16本塁打を放っていた。中日・溝脇隼人内野手は昨季はキャリアハイの87試合に出場。今季は59試合で打率.175だった。2人はともに12球団合同トライアウトは受けていない。
ロッテから現役ドラフトで加入もわずか1年で戦力外となったヤクルト・成田翔投手は、今季3試合の登板にとどまった。プロ8年間で18試合に登板したが白星は挙げられていない。ヤクルト・吉田大喜投手は2登板で防御率3.00だったが、トライアウトでは打者3人から全て三振を奪うアピールを見せていた。通算116試合に登板している巨人・田中豊樹投手も、トライアウトで打者3人を遊飛、二ゴロ、三ゴロに封じたが、まだ行き先は明らかになっていない。
「ハヤテ223」と「オイシックス新潟アルビレックスBC」のファーム参入の影響もあってか、例年より新天地を見つける戦力外選手は増えているが、残る選手たちはどのような決断を下すのだろうか。
(Full-Count編集部)