今季“最多勝”→現役引退、楽天ドラ1が決断 ロッテに大型助っ人加入…9日の去就
楽天・塩見が引退、ロッテは最速163キロの助っ人を補強
ドラ1左腕が現役に別れを告げた。楽天は9日、塩見貴洋投手が今シーズン限りで現役引退すると発表した。通算46勝を挙げた35歳が、13年間のプロ生活に幕を下ろす。通算150試合に登板して46勝57敗、防御率3.80だった。
塩見は帝京五高、八戸大(現八戸学院大)を経て2010年ドラフト1位で入団。1年目に9勝(9敗)をあげて連盟特別表彰(優秀新人賞)を受賞するなど、先発の一角として活躍した。今季は2軍で8勝を挙げて最多勝に輝いたが、1軍では1登板で0勝1敗、防御率9.00。戦力外通告を受けていた。
ロッテはジュニオール・フェルナンデス投手の獲得を発表した。ドミニカ共和国出身の26歳で、今季はブルージェイズ、ナショナルズ傘下でプレーした。メジャー通算50登板で身長190センチから最速101.2マイル(約162.8キロ)を投げる。メジャー114登板の右腕ジミー・コルデロ投手に続いての補強となった。
吉井理人監督は「伸びしろがあり、さらなる成長も期待できる選手だと思います。先発もリリーフも出来ますが、出来れば長いイニングを投げる投手になって欲しいと思っています」と期待を示した。
(Full-Count編集部)