DeNAで最も話題集めた7月1日の“事件”…夏以降は関心度低下? 今季象徴する「10日」
DeNAに最も注目が集まったのは7月1日の中日戦
143試合あるプロ野球のレギュラーシーズンで、各球団の一番盛り上がった日はいつなのか。開幕戦や優勝が決定した日など、それぞれピークは違う。「Yahoo!検索」のデータによると、DeNAに最も注目が集まったのは、7月1日。引き分けに終わった本拠地・横浜スタジアムでの中日戦だった。
7月1日の先発は、トレバー・バウアー投手だった。2020年にサイ・ヤング賞を獲得している現役バリバリのメジャーリーガーは日本でも実力を遺憾なく発揮したが、この日はちょっとした“事件”が起きていた。
6回2死一、二塁で、中日・岡林を力ない二遊間へのゴロに仕留めた直後だった。内野陣が挟殺プレーでもたつき、走者を約10秒間追いかけた末、オールセーフに。バウアーは何度も吠え、怒りをあらわにした。試合は延長12回で引き分けにも関わらず、今シーズンで一番検索された日だった。
2位は、6月19日に本拠地で行われた日本ハム戦。勝てば交流戦優勝が決まる一戦だったが、同点の延長10回に山崎康晃投手がソロを浴びた。3位はバウアーが1軍で初登板初先発した5月3日、5位には、日本ハム戦がノーゲームとなった6月15日が入った。トップ10すべてが球宴前なのも、今季を象徴していた。
ランキングでもわかるバウアーの1年。19試合登板で10勝4敗、防御率2.76の結果もさることながら、自らYouTubeで日本の文化を発信し、個人ファンクラブも設立。実力、人気の双方で日本のプロ野球ファンを虜にしていた。
国民の関心を映し出す検索。特に今年は野球界が大きな話題をさらった。12月5日に発表された「Yahoo!検索大賞2023」では、大谷翔平投手が大賞とアスリート部門1位をダブル受賞。同部門では、ラーズ・ヌートバー外野手や吉田正尚外野手らWBC優勝メンバーが上位を埋めた。
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https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E5%A4%A7%E8%B3%9E&rkf=1&fr=prm_nl_ext_lp_sawd_23h2_enco