山岡泰輔、“お風呂テレビ”の設置要望 契約更改で珍提案…救援転向で気づいた必需品

契約更改交渉に臨んだオリックス・山岡泰輔【写真:北野正樹】
契約更改交渉に臨んだオリックス・山岡泰輔【写真:北野正樹】

オリックス・山岡は1000万円増の9000万円でサイン

 球団への要望は“お風呂テレビ”だった。オリックスの山岡泰輔投手が11日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉の席で、まさかの“お願い”をした。本拠地・京セラドームの風呂場に「テレビをつけてもらえないかとお願いしました」と明かした。

 今季は先発、救援で31試合に登板し2勝1敗3セーブ、防御率2.30と奮闘。球団からは「難しいシーズンだったが頑張ってくれた」と評価され、1000万円増の9000万円でサインした(金額は推定)。

 救援にまわったシーズン途中、脳裏に浮かんだのは“お風呂テレビ”の存在だった。リリーフ登板に備えて「体のケアをして、お風呂に入って準備をするのですが、今、何回でどんな展開になっているのかがわからないんです。時間を計算してお風呂から上がったら、まだ1回だったりするので」と提案したことを明かした。

 先発登板していた頃は考えることのなかった“お風呂テレビ”の存在。「(救援陣の)全員が入る訳ではありませんが、テレビがあるとソワソワしないでお風呂で準備することができます。僕は(試合展開の)時間軸がずれるのが嫌なんです。見ることができるのなら、家庭用のお風呂テレビでもいいんです」。準備段階から1球1球を追うため、球団に要望した。

 横田昭作球団本部長からは「配線の問題はあるが、つけることができるか検討したい」と前向きな答えが返って来た。4連覇に向けての“熱望”が実現されるか注目が集まりそうだ。

(北野正樹 / Masaki Kitano)

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