大谷翔平に「17」譲渡…ド軍右腕のお騒がせ過去 大乱闘に報復死球、妻はSNSで“勧誘”

ドジャースのジョー・ケリー【写真:Getty Images】
ドジャースのジョー・ケリー【写真:Getty Images】

ドジャースのジョー・ケリーは「17」を大谷に譲り、「99」を背負う

 エンゼルスからFAになりドジャースに加入した大谷翔平投手の背番号は「17」に決まった。今季まで「17」を着けていたものの快く譲ったジョー・ケリー投手は、通算450登板を誇る。過去には大乱闘や報復死球などで騒がせたこともある。

 35歳のケリーは2009年ドラフト3巡目でカージナルス入り。2012年にメジャーデビューし、2013年には10勝をマークした。2014年途中にレッドソックスにトレードされ、最速102マイル(約164キロ)の速球派セットアッパーとして地位を確立した。

 2019年にはドジャースと3年契約を結び、2020年の世界一にも貢献した。ホワイトソックスを経て今季途中にトレードでドジャースに復帰。オフにFAとなり、1年800万ドル(約11億3300万円)で再契約を結んだ。背番号は「17」から「99」に変更となる。

“トラブルメーカー”としても知られている。レッドソックス時代の2018年4月11日、ヤンキースのタイラー・オースティン外野手(現DeNA)に死球を与えて大乱闘に。パンチを浴びせ、6試合の出場停止と罰金の処分を受けた。2020年7月28日には、当時サイン盗み問題に揺れたアストロズのカルロス・コレア内野手(ツインズ)にビーンボールを投じて、8試合の出場停止処分を受けている。

 大谷のドジャース加入を巡っては、ケリーの妻であるアシュリーさんもSNSで“勧誘キャンペーン”を実施するなど、夫妻で話題になった。優しさと熱いハートを併せ持つケリーは今季、どんな投球を見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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