12球団貢献度No.1…“野手最強助っ人”が韓国へ 再契約ならず「結構辛い」「寂しい」
今季西武でプレーしたマキノンは韓国プロ野球のサムスンと契約
韓国プロ野球サムスンは15日、今季まで西武でプレーしたデビッド・マキノン内野手との契約に合意したと発表した。契約金10万ドル(約1400万円)、年俸90万ドル(1億2700万円)の総額100万ドル(約1億4000万円)。今季の助っ人野手では、“最高の貢献度”を示していただけに、「退団は結構辛い」「痛いけど、今までありがとう」と西武ファンの悲しみの声が上がった。
マキノンは、今季から西武に加入。127試合に出場し、打率.259、15本塁打50打点の成績を収めていた。プロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表す指標「WAR」はドミンゴ・サンタナ外野手(ヤクルト)と並び助っ人野手ではトップとなる「2.1」をマークしていた。
打撃だけではなく守備も軽快で、守備全般での貢献を示す「UZR」は一塁手として12球団トップの6.5を記録していた。今オフは山川穂高内野手が国内FA権を行使し、一部でソフトバンク入りが報じられた。西武ファンから「残留ならず……好きな選手だったので、今は本当に寂しいです」「来年の一塁どうするんだろう」と不安の声も上がっていた。