山川加入で鷹スタメンどうなる? 右の強打者に厚み…安打製造機がベンチの可能性も
昨季苦しんだ右の強打者…ウォーカー、ドラ3廣瀬らが加入
ソフトバンクは19日、西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手を獲得した。昨季は3位に終わり、3年連続リーグ優勝を逃したソフトバンク打線の課題は右の強打者。山川の加入でどう変わるのか――。スタメンを独自予想してみた。
今オフ、ソフトバンクは山川以外にもトレードで巨人からアダム・ウォーカー外野手を獲得している。山川は4番に座る可能性が高そうだ。守備面を考慮すると、ウォーカーは指名打者が濃厚。山川が一塁に座り、外野は周東佑京内野手、近藤健介外野手、柳田悠岐外野手が守ると、通算1387安打を誇る中村晃外野手がベンチに回る可能性もある。
山川はフェニックスリーグで三塁の守備にも就いた。三塁を守ることになれば、栗原陵矢外野手と争うことになる。他にも柳田が指名打者に入り、中村晃が外野を守ることも選択肢の一つだ。捕手は甲斐拓也、遊撃手は今宮健太内野手が現時点ではレギュラー候補だろう。
流動的なのは二塁手。候補としては野球日本代表「侍ジャパン」にも選出された牧原大成内野手が筆頭か。他にも三森大貴内野手、また慶大からドラフト3位で入団したルーキー廣瀬隆太内野手も即戦力として期待がかかる。
打順は1番・周東、2番・近藤、3番・柳田と左打者が並び、4番に山川が入る。5番、6番は中村晃、ウォーカー、栗原が流動的になり、7番に今宮、8番に牧原大、9番に甲斐と予想する。山川加入でベンチにも厚みを増したソフトバンク打線。4年ぶりの悲願へ、開幕戦はどんなオーダーを組むだろうか。