2014年に飛躍を期待したいプレーヤー 日本ハム・石川慎吾外野手
西武・浅村に似たタイプの石川
若手が伸びる環境にある日本ハムで次世代の外野のレギュラー候補がいる。石川慎吾(20)である。
大阪の名門ボーイズのジュニアホークス出身。東大阪大柏原から2011年のドラフト3位で入団した。高校通算55本塁打を放ったこともあり、右の大砲として期待されている。
似ているタイプは西武の浅村栄斗内野手だ。浅村のような思いきりの良さが売り。昨年はイースタンでチームトップの107試合に出場し、打率2割9分9厘、14本塁打という好成績を残した。一軍でも4試合だけ出場した。
中田翔や陽岱鋼など右の力のある打者が覚醒している日本ハム。この次の世代を継ぐ強打者になることを期待されている。大谷翔平が投手中心でまわるとみられ、出場機会も増えるだろう。ただ中田や陽、稲葉篤紀らとの定位置争いも繰り広げなければならない。まだまだ守備に粗さはあるが、実戦を経験し、魅力ある選手に育ってもらいたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count