ド軍、山本由伸の12年契約を正式発表 背番号18、28日会見へ「本当に興奮してます」
12年総額461億円は投手史上最高額「ドジャーブルーを着ることができて本当に興奮しています」
ドジャースは27日(日本時間28日)、オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた山本由伸投手と12年契約を結ぶことで合意したと正式発表した。総額3億2500万ドル(約461億円)は投手としてのメジャー史上最高額で、期間も投手では最長になる。背番号は「18」に決まり、大谷翔平投手とともに世界一を目指す。27日午後3時(同28日、午前8時)からドジャースタジアムで会見することも決まった。
3年連続で沢村賞に輝いた山本は、11月21日にメジャー全30球団との交渉が解禁となった。ドジャースをはじめ、ヤンキース、メッツ、ジャイアンツなど10球団以上が興味を示し、契約は3億ドル(約427億円)規模となる可能性が指摘されていた。21日(同22日)には、ドジャースと契約合意したと米メディアが一斉に報じていた。
ドジャースは12日(同13日)に本拠地のドジャースタジアムで面談。米メディアによると大谷、ムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手らMVP受賞者が同席したことが伝えられていた。また、23日(同24日)にはチームメートになる大谷と日本料理店で会食した。
これまで投手の3億ドル超の大型契約では、今オフに10年7億ドル(約992億円)でドジャース入りした大谷翔平、2019年にヤンキースと9年3億2400万ドル(約459億円)で契約したゲリット・コールがいる。二刀流の大谷を除けば投手歴代最高額の契約となった。
○山本由伸投手
「オリックス、ドジャースの関係者、そしてフリーエージェント交渉の過程で多くのサポートをしていただいた人たちに感謝したいと思います。ドジャーブルーを着ることができて本当に興奮しています。満員のドジャースタジアムでプレーするのが待ちきれないです」