1500億円使ってもまだ足りない? 剛腕&159発男…ド軍の獲得候補に浮上する名前
野手では強打のテオスカー・ヘルナンデスの名前が挙がっている
ドジャースは今オフ、大谷翔平投手と山本由伸投手というFA市場のトップ2をゲットした。2人で約1500億円の大金を動かしたが、ワールドチャンピオンに向けて、更なる補強を行う可能性がある。
投手では、ジョシュ・ヘイダー、エマヌエル・クラセといった救援投手に注目だ。FAとなっているヘイダーは通算165セーブを誇る左腕で、今季は33セーブ、防御率1.28を記録。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「獲得に動くかもしれない」と指摘している。
ガーディアンズのクラセは160キロ超えの剛速球が武器で、2年連続のセーブ王に輝いている。獲得するならトレードだが、過去にレッズとナショナルズでGMを務めたMLB解説者ジム・ボウデン氏は「ブルペンの層を厚くする投手を1人加えるだろう」と右腕の名前を挙げた。
野手では、通算159本塁打の強打の外野手、テオスカー・ヘルナンデスの名前が挙がっている。2024年はムーキー・ベッツが二塁で起用されることから、外野は少し手薄な状況。毎年20本塁打は見込める強打者が加われば、この上ない戦力アップとなる。
全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は、「複数の関係者によると、ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスに依然関心を示している複数あるチームの1つだ。(ドジャースは)有力候補ではないが、サプライズが起きるかもしれない」と指摘している。
大谷も山本も、ドジャースで「勝つこと」を掲げ、新天地を選択した。2人の加入1年目での栄冠へ、開幕までにどのような動きを見せるだろうか。
(Full-Count編集部)