今永昇太、カブスとの契約に大筋合意 鈴木誠也と共闘…身体検査後に正式決定へ、米報道
今春のWBC決勝で勝利投手に、山本由伸と共にFA市場の注目投手だった
DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太投手が9日(日本時間10日)、カブスとの契約に大筋合意したと米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。
同記者によると10日(同11日)に身体検査を行ってから正式契約となる見込み。かつてセ・リーグでしのぎを削っていた鈴木誠也外野手とはチームメートとしてプレーすることになった。
30歳の今永は昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝、米国戦で2回1失点で勝利投手に。今オフのFA市場で注目される先発左腕の一人で、契約総額が1億ドル(約143億円)に到達する可能性があると伝えられ、獲得候補にはレッドソックス、カブス、エンゼルス、ジャイアンツなどが挙がっていた。
2015年ドラフト1位でDeNA入り。2019年に13勝を挙げるなど3度の2桁勝利をマーク。昨季は22試合登板して7勝4敗、防御率2.80。174奪三振でタイトルを獲得した。NPB通算は165試合登板で64勝50敗、防御率3.18。
昨年11月27日(同28日)にポスティングを申請。交渉期間は45日間で、米東部時間1月11日午後5時(同12日午前7時)が期限になっていた。
(Full-Count編集部)