総額1483億円でも…今季年俸は2人で10.1億円 大谷&山本の異例すぎる契約内容

ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:ロイター】

2024年の年俸は大谷が2.9億円、山本が7.2億円となっている

 ドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年7億ドル(約1013億円)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約470億円)で獲得した。2人に費やした金額は計10億2500万ドル(約1483億円)。とてつもない大金だが、1年目の年俸は意外にも“格安”となっている。

 大谷の契約は総額の97%に当たる6億8000万ドル(約984億円)が後払いになっている。チームのペイロールに余裕を持たせるため、2024年からの10年間は年200万ドル(約2億9000万円)でプレーする。

 ドジャースは大谷の“超異例契約”により、山本以外にもトレードでレイズからタイラー・グラスノー投手を獲得。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、山本の契約は終盤になるにつれて年俸が上がる「バックロード式」。1年目の年俸は500万ドル(約7億2000万円)で、7年目と8年目の2030年、2031年に最高額の年俸2900万ドル(約42億円)となる。

 ドジャースが大谷と結んだ契約は北米プロスポーツ史上最高額。山本と結んだ契約も二刀流の大谷を除けば、ゲリット・コールが2019年にヤンキースと結んだ9年3億2400万ドル(約469億円)を抜き投手史上最高額となった。一方で、2024年の2人の年俸合計は700万ドル(約10億1000万円)のみとなっている。

(Full-Count編集部)

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