大谷翔平効果で「もの凄い人だった」 八村塁が明かす“大舞台”の裏側「震え始めたよ」
昨年7月のエンゼルス-ドジャース戦の始球式に登場した八村
NBAレイカーズに所属する八村塁は、昨年7月8日(日本時間9日)にドジャースタジアムで行われたドジャース-エンゼルス戦で始球式を行った。八村は地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の取材で、当時を振り返り「正直に言うと、本当に緊張していた」と笑いながら振り返った。
記事では八村は「5万人を超える観客の前でフィールドに立ち、日差し以上の視線を浴びた。彼の心臓はバクバクしていて、不安と笑顔が混じった笑顔を見せていた」と紹介。八村はマウンドに上がるとサインを凝視し、振り被ってノーバウンドのボールを投じた。
取材の中で八村は、「もの凄い人(観客)だった。ショウヘイが(対戦相手として)来るからビッグゲームだということを忘れていた。緊張していたので、震え始めたよ」と回想。投球前にはファンからの歓声を煽り、投球後は場内から拍手が送られた。
大谷は10年総額7億ドル(約1013億円)の契約でエンゼルスからドジャースへの移籍が決まり、ロサンゼルスが誇る野球界とバスケ界の名門で日本人がプレーすることになった。「私は日本人として、彼のことを本当に誇りに思っているし、彼を祝福したい。彼には刺激を受けた」と語った。
(Full-Count編集部)