阪神、借金3で前半戦終了 今季7度目零封負け DeNAは虎に並び2位タイ浮上
3回に北條のエラーで失った1点を最後まで跳ね返せず
■DeNA 1-0 阪神(8日・甲子園)
阪神が今季7度目の零封負けを喫した。8日、本拠地・甲子園球場で行われた阪神戦。3試合連続の雨天中止を挟み行われた一戦だったが、打線が完全に沈黙した。先発の岩貞をはじめ投手陣がDeNA打線を1点に押さえ込んだが、ゼロ行進が続いた。前半戦最後のカードとなる9日からの広島3連戦が豪雨災害のために中止となり、借金生活で前半戦を終えることになった。
点を取らなければ、勝てない。阪神打線が沈黙した。DeNA先発井納の前に6回途中まで散発の3安打。井納の後を受けた砂田、三上、パットン、山崎の継投に走者を出しても、あと1本が出ないまま、試合は終わった。先発の岩貞は5回3安打1失点と好投。反撃のために左腕を5回で降板させてまで代打策に出たが、実らなかった。
DeNAは、3回2死二塁で阪神北條が犯した失策で得た1点を投手陣が守り抜いた。先発の井納が6回途中3安打無失点と好投し3勝目。リリーフ陣も無失点リレーでバトンを繋いだ。2位阪神との直接対決を制して35勝38敗2分とし、阪神と並び2位タイに浮上した。
(Full-Count編集部)