今永昇太が語るカブス入団の決め手 誠也と共闘…「可能性が無限大に広がるチーム」
「自分のポテンシャルを信じて、思い切って投げてほしいといわれた」
カブスへ入団した今永昇太投手が12日(日本時間13日)に入団会見を行った。入団の決め手について「可能性が無限大に広がるチームを求めていたので。カブスに入団することが自分の成長につながると思ってカブスに決めました」と明かした。
今永はDeNAからポスティングシステムを利用しメジャー移籍を目指していた。米メディアによると、4年5300万ドル(約77億円)の契約で、カブスが2025年か2026年のシーズン終了後にオプションを行使すれば、35歳シーズンの2028年までの5年8000万ドル(約116億円)の契約になる。
今永は会見で決断理由について「この契約期間の間に野球以外の面でも学ぶ面があって。このカブスに決めた理由はジェド・ホイヤー本部長とカーター・ホーキンスGMと面談した時に力強い言葉を頂いて」と明かした。「まずは自分のポテンシャルを信じて、思い切って投げてほしいといわれて。それが一つ、心に響きましたし。しかし、自分はまだ未完成だと思っているので、カブスに入団して、投手コーチの話を聞いたり、チームメートの投球を見たりして、自分自身がカブスと一緒に成長して。完成に近づいていければいいかなと思います」と話した。
NPB時代からセ・リーグで戦った鈴木誠也外野手とはチームメートになる。交渉中に連絡はしなかったというが、「入団が決まった後に自分のことにようにうれしがってくれて。自分自身も興奮していますという言葉をもらって。彼とともにカブスを盛り上げていけるのが凄い光栄に思います」と共闘を喜んだ。
(Full-Count編集部)